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memo

百合創作短編についてのあれこれ


有言は実行しなければ。


ということで語る気のあるうちに、夏コミ新刊のそれぞれの話について
まとまりなく語ってみようかなと思います。
普通にネタばれしていますので、もし気になって下さっていたりしましたら、
読んでいただいた後にご覧頂くことを強く推奨します。ほんとに…!
通販→(とらのあなさま
セルフステマもいいところですね


ではでは続きからどうぞです。















まず、夏コミの新刊ということで最初姉妹百合を描こうかなーと思っていたような気がします。
でもなんかしっくりこなくて
もしかしたら最初で最後になるかもしれないし、そんな気持ちで!と思って
なんか特別感がするので、短編集を描く事にしました。なんだそりゃ

あと背景が真っ赤でクリアPPの本出したいなとかそんな事考えていたような


短編再録とかする気がまるでないので、厚い本作るとなるとそういう時でしかないですしね!


と、短編集作るぞー!と決めたもののこれがなかなかネタが降りてこなくて詰みました。


長くて25Pかなーと思うと、短い話って結構難しいもので。どうやって短い中でキャラが立つような
話になるのかと色々思案していました。

全体的に難産でした。ヒィ

あと、続きがあるのを前提にっていう心持ちで描いています。



◆遠待こまち
 だいぶ詰んでた時に出来たような気がします。(みんなそうだった…)
 外見不良少女が実は物凄い間抜けな子っていう、ここまでギャップの強い子を描くのは
 初めてかもしれないです。描いてて凄く楽しかったです。
 男兄弟の中の女子だけど、家では凄く可愛がられています。
 ただ兄弟はガチで不良寄りなので、名字と見た目で怖がられていたって感じです。
 
 茉奈果と打ち融けて、クラスの子達とも馴染んできて保利さんの間抜けっぷりが存分に
 発揮されて、それが更に保利さんとの厚い氷の壁を融かすきっかけになって
 みんなにちょっかい出されたりしている保利さんを見て茉奈果が妬くみたいな
 流れにしたかったのですが、力不足であそこで終わりになりました。


◆スイートコットン
 二人だけの時間。普段は騒がしい、静まりかえった二人きりの教室。
 そんな情景を描きたくて、こうなりました。
 二人は相思相愛で、なのに夢でも妄想しちゃうような。あーけしからんですね
 「そうなの?」の流れが個人的に好きかもです。
 あと白靴下もいいよね!って思って描いていました(笑)この長さがいいよね!


◆ヒメの心音
 最初ヒメはこんなにヤンデレっていませんでした。
 もっとビビりで小さい未亜の後ろに腰曲げてコソコソ隠れるようなキャラでした。
 でもそれじゃ話が広げられなかったので、心も身体も傷付いているキャラになりました。
 中学時代同じ学校だったけど、言葉を交わす事もなかった二人だけど、未亜の反応が可愛くて
 好きになってしまった瀬奈。肌に舌が這う感覚と背徳感が忘れられなくなった未亜。
 きっと正反対な二人。だからこそな二人。お互い足りないものは補い合う、二人でひとつな関係
 少なくとも未亜はそんな風に思っていて…だけど瀬奈には何もしてあげられていない、
 それに気付いた矢先、ある事件があってそれをきっかけに、ずっと瀬奈が隠していた事を
 さらけ出す事になって。
 きっと、可哀想って思われたくなくて「癒す」っていう言葉が瀬奈に響いたのではないのかと
 思います。


◆ミスロマ
 何番煎じだろうと思いつつ、こういうシチュが描きたくって!
 あとこれだけ中学生っていう設定です。
 高校生だと、何気なく百合まんが置いてて、それを読んでいー?とか
 普通になりそうで偏見的な事ってあんまり考えなさそうなイメージを持ったので
 中学生って事で。
 新たな道を切り開いてしまった御門先輩は、後輩ちゃんをどうドキドキさせるのか
 後輩ちゃんを落とす事が出来るのか!
 後輩ちゃん完全に受けな感じで!私が!読みたい!!
 完全に受けっていっても一応少し拒んでもらって…
 物凄い男の子を後輩ちゃんに絡ませたい気分なんですけど、どうなんでしょうかね
 先輩も男癖悪いので、そうなると地味にドロドロっぽくなりそうですが(笑)
 あと、これ以外はみんな同級生の話だったので、先輩後輩の話が描きたい!ってとこから
 始まって詰んでこうなったのをいま思い出しました。
 妄想垂れ流しそうで危ないですね


◆マテリアルブルー
 まず、形勢逆転をテーマに考えました。
 そしたらなんだかそれとは違う感じになりました。
 まだ不器用で未熟で気付けなかった事もあった時に離れてしまって、
 会えない月日の長さが愛おしさを膨らませる
 久し振りに会った彼女があまりにも可憐で益々、格好付けたくなってしまう。
 彼女の気持ちはブルーだった。だから彼女の素敵なところを引き出したい。
 きっと私にしか出来ないことだから

 なんで希恵が絡まれてたのかは、多分そんなたいした理由じゃないと思います。
 黒板消しぱんぱんしたら丁度彼女達に掛かってしまったとか、そんなんだと思います。

 ちなみに私は下確認しないで雑巾絞ったら丁度下の階で窓の外に手を出していた後輩に
 水滴ヒットさせてしまいました。中学生の時の話ですが。
 下から声聞こえてびっくりしましたごめんよ…

 守りたいものがある事は人をここまで変えさせる
 


なんかヒートアップしてしまって色々書き忘れがありそうな気がして。
でも書けて良かったです。なんだかすっきりした気分です。


こうやって色々と書いていると自分の語彙力のなさにああ…頑張らなきゃ…と思えるので
自己満足でも自分と作品と見詰め直せる良い機会になりますね


語彙力なくて自分が感想送るとき、この喉のところのもやっとしたものを日本語でどうやって
言い表したらくううううっっていう思いをよくしているので


漫画を描けているのが不思議なくらいです。


高校生の時はちょっとだけ小説書いていましたがあの時書いていたような、変な作品は
もう書けないのが寂しいです。


あと小説自体書けないのが寂しい悔しいです。


もっと知識と経験(小説からの)を積まねばと思います。




ではでは、ここまで読んで下さっていましたら、嬉しいですが
作品を見る目が変わっていなかったりしましたら申し訳ないです。

いや、これで見る目が変わったりするのだろうか…

とにかく、読んで下さってありがとうございます。


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